2009.05.08 Friday
繊細な人達へ
5月の「イルカくん&いるかちゃん」からのメッセージは、
「繊細に感じ取っている自分自身を大切にし、現実に活かしていきましょう! 〜女性意識の目覚め〜」 でした。 http://www.dolphin-life.com/spi_tv/monthly.html これまでの時代は競争社会・・・ 受験戦争に就職活動、出世競争、更に最近では婚活・・・ 人生を勝ち取るために必死に頑張らなければいけない状況が次々やってきます。 そんな時に周りを思いやる優しさ、 周囲のエネルギーを感じ取る繊細さは、 二の次となるのが一般的でした。 どちらかというと、 今までは世の中をふてぶてしく生きて、 自分のことを優先する方が うまくいく生き方という風潮がありました。 周りのことを繊細に感じ取り、 優しく振舞うことは生きにくく、 どこか損なことと考えられてきました。 そんな荒々しい社会は、 繊細な人にとっては周囲で起こるすべてが痛々しく感じられ、 生きにくかったことと思います。 私も子供の頃から、周囲のエネルギーを敏感に感じ取ってしまうタイプでした。 「この人はイライラしているな。」 「簡単には解決できない問題を抱えているんだな。」 「この人、自分のことあんまり良く思っていないなぁ。」 色々と感じ取ってしまうのですが、 相手の反応を気にして言えなかったり、 子供なのでうまく言葉にできなかったりしました。 自分への信頼や強さが充分でないと、 説得力のある言葉も出てきません。 すると周囲の人には何を感じているのか、 考えているのか伝わりません。 自分が感じていることが共感されず、 知られることがないことは寂しいことです。 また表現したとしても、 相手に同じ感性がなければ「何を言っているんだ?」と、 理解してもらえません。 しかし、これからの時代はこの繊細さが求められる時代に なっていくと思います。 確かに今までは利己的であっても、 能力があれば組織に受け入れられ、評価されました。 しかし、世の中のシステムが崩壊していく中で、 今まで自分が拠り所にしてきた組織や経歴、技術、資格などが あっという間に役に立たなくなる事態が生まれています。 仕事の基本は、「自分は人のためにどのように役に立てるか?」です。 自分の持っている能力、物を人に分かち合い、役立てることで成り立ちます。 そのためには、相手のニーズを繊細にキャッチする能力が不可欠です。 そして、どれだけ相手のために役に立ちたいと思っているかが大切になってきます。 これは今も昔も変わらない原則ですが、 この不透明な時代、そしてこれからの新しい時代には よりクローズアップされてくると思います。 どのように自分を相手のために生かせるかということを探し、 サービスやシステムに落とし込めるかは自分次第であり、 非常にクリエイティブなことです。 繊細にキャッチしたことを、サービスとして提供することで、 世の中に新しい価値を生み出すことができます。 繊細にキャッチしたことを言葉や芸術として発信すれば、 多くの人にとっての気づきとなり、大きな社会貢献となります。 人のニーズをキャッチする繊細さは、 自分を優先する生き方だけでは生まれてきません。 今は、女性的な感性、利他的であることが求められているのです。 今まで、自分の繊細さの価値を自分で認められず、 社会的にも評価されなかった人たちがたくさんいらっしゃると思います。 どうか自分の「繊細さ」を大切にしてあげてください。 「繊細」であることは、弱く、傷つきやすいと卑下せずに、 「繊細」であることをポジティブに認めて肯定してあげてください。 他人の気持ちに気づき、思いやりを持ち、 優しい自分の価値を認めてください。 繊細でいていいのです。 それは、あなたの良さなのです。 強がる必要はありません。 隠す必要もありません。 逆に、繊細に感じ取っている自分自身に誠実でいましょう。 あなたが普段感じていることは素晴らしいことなのです。 繊細に感じ取る能力は、誰もが潜在的に持っています。 自分は繊細ではないと思われる方も、 過去の体験で感受性が傷つき、 麻痺してしまっているだけの場合が多いのです。 そういう方は、 望んでいない現実を我慢して受け入れざるを得なかった体験があり、 苦しく辛い感情をたくさん抱えています。 もし過去に、あるいは現在に思い当たることがあれば、 辛かった時の感情を思い出し、解放してあげてください。 じっくり自分を見つめ癒していけば、 感受性を取り戻すことができます。 自分の繊細さの素晴らしさを認めることができたら、 それを今度は建設的に表現してください。 今まではそんなことをしたら弱い者としてのレッテルを貼られ、 いじめられたり、攻撃されてしまい、 その恐怖から繊細さを表現することを抑えてきたかもしれませんが、 今は個性や多様性が認められる時代になってきました。 今はその繊細さを自分の強みとすることができるのです。 繊細さや優しさを保ちながら、それを社会の中で活かし、大胆に行動する・・・ そんな「人間力」を身につけていきたいものです。 小田原篤弘 |